もう3月も半ば。そろそろ風邪をひく人も少なくなってきた時期に、風邪対策の話題ですよ。まぁ、風邪は一年中ひきますからね。知っておいて損はない話です。
ヤンメイ、この方法を知ってから9年、風邪らしい風邪をひいたことはありません。
今回は、そんな中国4000年の秘術を公開します。
中国の風邪の秘薬
風邪をひいたら首に焼いたネギを巻く、とかいう民間療法がありましたが。今回の方法もそれに近いです。薬とか一切使いません。
ですが、その効果は侮れず、ヤンメイは結婚後、風邪を長引かせたことは一度しかありません。しかも、その時はこの方法を実行していなかったので。(材料不足につき)
風邪をひいたかな?もしくは風邪をひきそうだ、という時に試すとほぼ100%風邪を押し返して撃退してきた、その方法とは?
中国の風邪薬レシピ
ある材料でスライスした生姜を煮出します。それをカップに一杯飲むだけです!いや、まぁ、もっと飲んでもいいんですが。
その材料がこれ。赤砂糖です。
小鍋に水500cc、スライスした生姜(3cm角くらい)と赤砂糖を大さじ2杯ほど入れてグツグツ煮出します。適度に生姜の成分が出たところで完成です。
これをカップに注いで飲みます。スライスした生姜がカップに入っちゃったら、そのまま一緒に食べます。
味はね、生姜が効いてるんでとても(生姜)辛いです。ヒーヒー言いながら飲んでいます。逆に、それくらいたっぷり生姜を入れて下さい。赤砂糖の甘さもあるので飲みやすいですけどね。
で、この赤砂糖生姜湯は、妻の実家では風邪をひいたら必ずこれ、といった定番レシピのようで。日本でいう、卵酒的な感じですかね?
赤砂糖とは
ちなみに赤砂糖ってなんだよ?という疑問には、答えられません。写真にある通り、「紅糖」と書いて売っているんですよ。成分表も特別なものは書いてありませんし。ナトリウム(钠)1%とありますが、その点は黒砂糖より白砂糖に近いですね。
中国ではポピュラーな品のようです。普通にスーパーや市場で売っています。黒砂糖の一種なんでしょうか?
ヤンメイ、風邪のひきかけには必ずこれを作ってもらっていますが、逆にこのスープ以外の食べ方をしないので、純粋な味は分かりません。ただ、日本の黒砂糖のようなクセはあまりなく、白砂糖ほどの強い甘さでもありません。あくまで生姜湯を通しての感覚です。
なんで他の砂糖で作らないのかは、ヤンメイはおろか妻も知りません。だって昔からこういうものだから。卵酒を卵以外の代用品で作ろうとしないのと同じですね。
赤砂糖生姜湯の注意
この生姜湯、服用にはルールがあります。
1.寝る直前に飲む!
2.飲んだら速かに寝る!!
これ、超重要です。
生姜湯は飲むと体がカーッと温まります。そのタイミングを逃さずサッと布団に潜り込みます。それで、そのまま就寝です。間違えても、だらだらテレビを観ていたり、スマホをいじっていたりしてはいけません。
これさえ守れば、ひき始めの風邪はまず撃退できます!
ヤンメイ、ひき始めのタイミングで病院で処方されるPL顆粒とか飲んで、風邪が治ったことがありません。しかし、赤砂糖の生姜湯を飲んで早く寝れば、翌日には風邪っぽさは解消されます。
冒険心のある人は赤砂糖を取り寄せて、是非トライしてみて下さい。薬が飲めない、薬が嫌いという方にもオススメです!