さて、クイズです。アイキャッチ画像をご覧下さい。これ、何だと思いますか?
皆さんの知っているアレです。けど、この状態のモノを見たことある、食べたことのある日本人は少ないと思います。
今回はちょっと珍しいドライフルーツのお話。
このドライフルーツは何か
はい、答えの分かった人いますか?
あれ?これって、なんか見たことあるけど…って方いるでしょうか?もしくは、一目見て分かっちゃったかな?
正解は
ライチでした!
目次バレしちゃってます(^-^; ドライじゃないとこんな感じのやつ。これなら見覚えありますかね?
茘枝と書きます。レイシとも読むみたい。見ての通り、カサブタみたいな皮。剥いたらとツルツルの白い果肉とギャップがありますね。ほんのりとした甘さでヤンメイ子供の頃から大好きでした。
昔は一部の中華料理店でしか食べられなかったのですよ。それが、最近は食べ放題のサラダバーとかにもあったりしますから、時代を感じます。
今でも、なかなか生のライチは食べる機会がないと思いますが、あれば是非食べてみて下さい。瑞々しさが全然違います!いや、冷凍モノも美味しいんですけど。
これがドライライチ
そのライチ、ドライフルーツでも売っていたんですね。今回、お義母さんのお土産の中にあったのですが、人生で初めて見ましたよ、ドライライチ!
皮が付いているのにどうやって腐らせずにドライフルーツに出来るのか、とても疑問です。ですが、皮が剥けてない、ということは、ドライフルーツにありがちな砂糖とか防腐剤とかを、一切加えてないタイプだと思います。
皮もペラペラに乾燥してます。リンゴとかオレンジとか、皮の付いた状態のドライフルーツはたまに見ますけど。食べるのに皮を剥くドライフルーツって珍しいです。
皮を剥くとこんな感じ。白い果肉は面影もありません。まぁ、ドライフルーツだし無理もないですが。
味はちゃんとライチです。いや、干して成分が濃縮されるのか、ほのかな甘さというよりはややねっとりとした甘味です。これはこれで濃厚で美味しい!
当然ですが、タネもあります。
美味しいは美味しいのですが、このままモリモリと何個も食べるものではない感じ。中国(杭州)だと、おつまみというかお茶受けとしてドライフルーツを出してくれるお茶屋さんがあります。これもそんな食べ方が合う気がしますね。
中国はドライフルーツも豊富
ちなみに、以前お話した龍眼。これも中国では高級な果物なんですが。ドライ龍眼もありました。龍眼についてはこちらの記事で紹介しています。↓
元々はドライ龍眼も皮が付いていたのですが、うっかり写真を撮り忘れたら、皮を剥かれてしまいました。皮が付いてるとカビ易いんだそうで。ということは、やはり防腐剤や防カビ剤は使ってなさそう。
中身はこんな。元々小さい実なので、ドライライチより一回り小さいです。
元々、龍眼とライチ、ヤンメイ的には味の系統が一緒に感じるのですが。ドライフルーツになるといよいよ似通ってきます。
お茶受けにも良いのですが、紅茶や中国茶の中に入れるとほのかな香りや甘みが出て、フレーバードティーとして楽しめそうです。ヤンメイ家では一緒にクコの実を入れてみました。
そんな、日本ではちょっと珍しいドライフルーツに出会ったお話でした。見た目的はあれですが、目にすることがあったら、一度口にしてみらましょう!