いや、久々にまんまな話なんですけど。一昨日、犬に噛まれまして。
自転車などで人とぶつかった時にもあると思うんですが、なんか相手は恐縮しているし、まぁ、大したことないんで、「はい大丈夫です、いいですよ」とスルーしてしまったの。でも、これはちょっと失敗だったな、と反省しました。
ヤンメイ不器用なので、なんでも突然の出来事には上手に対応できません。これをお読みの皆さんにも、同類の方がいるかも知れませんね。そんな不器用フレンズのシュミレーション代わりに送る、犬に噛まれた時の話。
犬、噛むから
駅まで向かう道すがら、急にスマホのバイブが鳴り。なんの気なしに、ちょっとチェックした瞬間、散歩中の小型犬にガプッとやられました。もしかしたら、犬に近づき過ぎたのかも知れませんが、蹴ってしまうとかそんな距離じゃなかったんですけどね。
飼い主も慌ててましたが、ヤンメイも内心結構慌てました。
「すいません、大丈夫ですか?(ズボンに)穴とか開いてないですか?」と声をかけられました。
びっくりしてたんで、痛いとかなかったんですけど。ズボンには小さな穴は開いてました。でもこんなもので、洗濯すれば消えちゃう程度だったので。
「開いたけど、ちょっとだから大丈夫です」と足早に駅に向かってしまいました。で、駅に着いて、ちょっと冷静になってから、証拠代わりに撮ったのが上の写真です。タイトなんで面倒だったのですが、一応めくると傷にはなっていないようでした。
みんな忘れがちというか、意識しないで暮らしてますが、犬は噛む動物ですね。こちらが何かアクションをしても噛むでしょうし、今回のように不意打ちの様に噛むケースもあるでしょう。相手の機嫌は分かりませんから。
飼い犬だから大丈夫、飼い主が近くにいるから大丈夫、躾られているはずだ、というのは全て仮定。思い込みです。まぁ、こいつら噛むかも、と常に警戒するのも現実的ではないかもしれ知れませんが、噛んでも何の不思議もない生き物がすぐ近くにいる、ってことは頭の片隅に置いておくといいかも。特に小さい子の親は。
今回噛まれてみてまず考えたのは、子供じゃなくて良かったなってことでした。おおっ!ヤンメイ、親ですね。以下に、子供が噛まれることも想定してのお話を。
犬に噛まれたらどうなるか
ヤンメイのように、大人で傷も見えない程度ならなんでもない(はず)ですが。ヤンメイ娘なら胸やお腹の位置ですし、より低い位置の足はむき出しですから、ケガになっても不思議はありません。そう、犬のサイズや力にもよりますが、犬に噛まれるとケガをします。どんなケガをするかざっくり考えると、
1.アザになる
2.傷になる
3.化膿する
くらいでしょうか。
ないとは言えませんが、喰いちぎられるとかは考えないことにします。引っかかれて、切り傷になるケースもあるでしょうが、基本的には穴が開く、と考えるべきでしょう。小さい子供だと噛まれる場所によっては骨に達することもあるかも。
そうした深い傷だと、後から化膿することも考えられます。場合によっては感染症もあるかも知れません。小さい子は免疫もそれなりですから。
ただ原則として、飼い犬には年に一度の狂犬病の予防接種が義務付けられています。おかげで、日本ではこの50年狂犬病の症例はないんだそうで。これはまず大丈夫かな。
破傷風になる可能性もゼロではありませんが。基本的に幼児期の予防接種に入ってますからね。立って歩けるくらいの年齢の子供なら大丈夫でしょう。むしろ、大人の方が効果が切れていて危ないかも。
なので、
ケガをして傷が痛い
化膿して腫れて痛い
くらいが現実的なリスクかと思います。
噛まれた時のシュミレーション
では、噛まれたらどうするか?
あらかじめ考えておくのは大事だと思います。
- 相手の連絡先を聞く
これは必要。当たり前にやるべきです。もっと言えば、電話番号とか教えてもらったら、その場でかけるくらいしていい。こちらの連絡先です、とか言ってね。
- 予防注射の有無を聞く
やっているはずですけどね。安心のためにまずは聞いておこうかと。
- 消毒する
大したことないケガとかなら、まずは消毒。外だと消毒液はないですが、公園とかなら水道はあります。流水で5分も流しておけば、大概の雑菌は流せるので。消毒液はシミますしね。
- 病院に行く
噛まれたのが子供で、明らかに血が出ているレベルのケガなら、飼い主を伴って病院に行くべきでしょう。後のトラブルを避ける意味でも、第三者に診てもらっておくといいかな、と。後々まで痛かった時とかも面倒ですから、後で行くくらいならその場で直行にしようと思っています。
こんなところですかね?ふ〜。これでいつ噛まれても安心!ではなく、噛まれないよう、気を付けないといけませんね。
中国人妻の場合
彼女はそもそも、犬に近づきません。終わり。
いやいや。動物に対する愛情が乏しい夫婦なのですよ、我々。なので、「可愛い〜💕」とか寄っていくことはありません。
ヤンメイ妻が子供の頃は、中国でペットに犬を飼うのはマイナーでした。なので、ペット馴れ、犬馴れしていない、というのもありそうですが。基本、動物は不衛生、と思っているので、触ったり近づいたりしません。
そして、危険に対して距離を置く習慣、自己責任で自らを守る意識も働いているのでしょう。犬が散歩で近くを通る時も、警戒の意識を途絶えさせませんからね。ヤンメイはぼーっと歩いてましたから。親としては妻の方が何倍も立派です。
中国のペット事情
余談ですが、中国人もペットは飼います。犬とか猫とかね。でも、人口比率でいうと、飼っている人はマイナーです。だって、犬散歩させてる人、滅多に見ないしね。
そして、恐らく日本ほど人間的な可愛がり方はしないです。昔の日本は犬は犬小屋。可愛いがる気持ちはありつつも、家には上げず、畜生的扱いというか、人との間に明確な線引きがあったように思います。今のように、犬用バギーがあったり、犬に対するニ人称がママとかがあり得なかった時代をヤンメイは知っています。
中国での犬、猫の扱いはあの頃の日本と似ている気がします。ペットはあくまでペット!って感じ。
そのせいかどうか。中国では先の狂犬病の予防接種、受けてさせている飼い主ばかりではありません。モラルが低いというべきか、常識のラインが多様というべきか。日本のように、予防接種当然受けているよね?という前提は甘えに当たります。下手に噛まれると、狂犬病をはじめ病気になることもあるみたい。なので、妻のような自衛をして当たり前なんですね。
最後で話が逸れましたが。皆さんも散歩中の犬に近付く時は、ちょっとだけ注意心を持ちましょう、というお話でした。