前々回、掘っていた穴に木を植えました。いや、苗木ですけどね。
いや、実はこれが穴掘りより大変で。くじけるような大変さはないんだけど、なかなか終わらない。終わらせましたけどね。
今回はそんな、庭に木を植えるお話。単なる備忘録なので悪しからず。
さあ、木を植えるぞ!
植え替えとか剪定とか、植物をいじるのには良い時期があるみたいです。それもその植物によって時期に違いもあるようですが。ともかく、春先があまりのハズレのない時期なようで。
それでいうとちょっと遅いのだけど、まぁ、早く植えてしまおう、と。慌てて庭に穴を掘り始めたけど、存外時間をくってしまって今頃に。
作業としては、掘り出した土をふるいにかけ、ガラとか石を取り除いてから穴に戻します。程よく埋まってきたら、苗木を入れて完了!
と思っていたのですが。
ふるい
まず、このふるい作業が延々と続くのです。調子に乗っていっぱい掘ったからね。恐らく、一穴あたり200Lはくだらないと思います。それが3つ。ふるってもふるっても、なかなか穴が埋まりません。
辛い作業ではないけど、ずーっと続くので腰にきます。ある日なんか、朝から夕方まで6時間以上ひたすらふるってましたから。案外飽きずに頭空っぽで出来るので、頭のリフレッシュにはいい感じです。
ガラも多いですね。時々、レンガ丸々一個とかびっくりするものが出てきます。前の家の解体の時に出たものか、埋めたり戻したりで足された土に入っていたのか分かりませんが。普通はみんな土なんか掘り返さないので問題ないのでしょう。大きな植木鉢に何杯分も出てきます。
水決め(極め?)
さて、それでいい加減穴が埋まってきたところに、ようやく苗投入です。やはり木も呼吸するらしく、〝倒れないように〟なんて幹の所まで深く埋めてはダメなんだそうで。むしろ、ちょっと高めに植えてあげます。
なので、苗が根元の土ごと入るくらいの穴になるまで埋め戻します。その時に、穴の淵は盛り上げておきます。イメージ的にはもんじゃ焼きの土手ですね。
そして、その穴に苗木を入れてから、土手の中に水を流し入れます。穴の隙間部分に水が溜まったら土を投入。泥状態にして、どんどん投入します。
もういい加減入らなくなったら、苗木を揺すって泥をコネるようにすると、また木の根元に隙間が生じてきます。そこにまた水を流し入れ、土を投入、コネる。これを何度か繰り返しすと、コネても隙間が出来なくなるというか、苗木が動かなくなってきます。これで終了。
なんか、木を植える時の方法で、〝水決め〟という手法のようですが、多分こんな感じで良いと思います。まぁ、正確じゃなくても元気に育てば結果オーライです。
庭木の配置
ヤンメイ、センスがないのでほぼ横並びに植えてしまったのですが。後から読んだモノの本には、横一列ではなく、前後にズラして奥行きを感じさせるのが良い庭木の植え方らしい…。
そもそも、そんなに幅をとらなかったのでズラす余地がほぼないので。気持ち、真ん中の木だけは15cmほど前方に植えてみましたが、育ってしまえば誤差範囲でしょう。
というか、5mしかないスペースに3本も植えてしまうと、大きくならないように上手に剪定する必要がありますね。まずは元気に根付いて欲しい。
ちなみに、左から、いちじく、みかん、びわ、と全て収穫を楽しめる木、というより、ヤンメイ妻の意向で収穫のための植樹です。荒野だった庭に、初めて木が植えられました。いままでは、雑草以外の命はありませんでしたからね。
作業終了直後に写真を撮らなかったので、気が付いたら色々と妻の手が加わり、上の画像のようになっていました。
今後の成長度合いや収穫なども書いていければ、と思います。今回はそんな、庭に木を植えたよ、というお話でした。