前回、ワイモバイルのスマホに楽天モバイルのSIMカードを挿しても使えなかった、という話をちょっとしました。
これ、ある操作をすれば解決出来るのですが、その方法にたどり着くのに結構手間がかかったので。このエントリーが検索でヒットするようになるかは謎ですが、今後の同志の役に立てば、と。
今回はそんなすごーくニッチな、ワイモバイルのAQUOS sense4 basic A003SHを楽天モバイルで使える様にする方法のお話。
「モバイルネットワークが利用できません」だと?
今回、初のAndroid端末にしてみたところ、SIMカード挿入後、電話をしようとすると「モバイルネットワークが利用できません」と出てきました。Wi-Fiを切るとネットにも繋げてません。
すでに楽天のサイト上で「MNP転入する」という操作をしているので、番号移転は完了していて旧ガラケーは不通になっています。
本来は、SIMカード挿入すると機種の方で自動で設定をやり直すみたいなのですが、多分これが出来ていないんですね。
ちなみに、ソフトウェアのアップデートはWi-Fi接続で済ませたので、そちらの問題ではありません。
AQUOS sense4 basicだった
よく分からずに買っていたのですが、実はヤンメイの買ったAQUOS sense4というのは類似機種が色々あったみたいです。
いわゆる AQUOS sense4の他に、AQUOS sense4 basic とかAQUOS sense4 liteとか派生機種があって、おそらくそれは各メーカー向けのカスタマイズをされているヤツで。
で、今回購入のAQUOS sense4 basic というのはワイモバイルの機体で、SIMロックを解除すれば他社でも使えるのだけど、会社によっては相性みたいなのがあるみたい。だから安かったのか?
ともあれ、AQUOS sense4 とAQUOS sense4 basic は異なる機体です。見た目はほぼ同じですけど、SH-M15とA003SHで型番も全然違います。
そして、プリインストールされているワイモバイル系のアプリの削除が出来ません。SIMロックを外してはいても、こーゆー施策をするところがセコいというか本質を分かっていないというか…まぁ、残念な部分ですね。
とはいえ、現在はこのようなプランが出ており、最初から楽天で本体を買っても実質無料なんだよねぁ。もちろんこちらの機種であれば以下の操作は不要で簡単。やられた。(2021/09/09 追記)
「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」への対処法
まぁ、自動でAPN設定がされないなら手動でするまでですが、それがちょっと分かりにくいのです。
「設定」→ 「ネットワークとインターネット」 → 「モバイルネットワーク」→ 「詳細設定」→ 「アクセスポイント名」と進むと「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」と表示されます。
えっ!?楽天ユーザーだとこの機種では設定出来ないってこと?よもや買い替え!?
とか思ってしまうのですが。全然設定出来ますからダマされないで下さい。
画像の右上の➕マークを押すと、任意のアクセスポイント設定が出来ます。そこに以下のデータを入れれば楽天モバイルのアクセスポイントに繋がるようになります。
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | 楽天(rakuten.jp) |
APNタイプ | dufault,supl |
APNプロトコル | Ipv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | Ipv4/IPv6 |
これ、ググってやり方判明するまでに、情弱のヤンメイは結構手間取ったので。AQUOS sense4 basic A003SHを楽天モバイルで使いたいどなたかの助けになるといいなぁ。頼むよ、Googleさん!
そんな訳で、同じAQUOS sense4 でも安いワイモバイル製のA003SHを買うと、楽天モバイルで使う時に設定の手間がかかるよ、というお話でした。
ちなみに、ヤンメイよくスマホ落すので、早速丈夫なカバーを買いました。角の出っ張りが良い感じ。表は100均のガラスカバーでチープに保護しています。
導入の経緯とか、維持費がタダなので選んだ詳細はこちら。