春に完成させたヤンメイ家のレイズドベッド、つまり家庭菜園は今夏なかなかの豊作でした。
ヤンメイは一切ノータッチでしたがヤンメイ妻がかなり色々な種類の野菜を作っていました。その中にトウモロコシがありまして。
それがちょっと変わっていて面白いトウモロコシだったので、話題にしてみたくなってのエントリーです。今回はそんな、中国、トウモロコシが日本と違うんだってさ、というお話。
家庭菜園でトウモロコシ
そんな訳で、ヤンメイ家の庭は今夏なかなか物成りが良かったです。ヤンメイ妻の努力+直植えパワーだったのかな?と。
やはりレイズドベッドはプランターより大量の土が入っている分、水やりの手間も少なく根もよく伸びるのかも知れません。
トマト、ミニトマト、紫蘇、オクラ、シシトウ、ナス、ピーマン、カボチャなどなど色々収穫出来ました。いや、どれも美味しかったですよ。採れたての野菜が食べられたり、収穫そのものが手間に勝る喜びだと思える人は、家庭菜園に向いていると思います。ヤンメイ妻は完全にそちら側の人間ですね。
しかし、あまりよく育たなかったものもありました。枝豆とトウモロコシがそれです。あまり家庭菜園でトウモロコシって聞かないのではないでしょうか?
ただ、トウモロコシは狭いところに大量に植えすぎたのかな?あまり育たたないで、小さな実しか付けずに初シーズンを終えたのでした。
中国のとうもろこし
実はこのトウモロコシ、一見普通のトウモロコシなのですが、中身はヤンメイが知るものとはちょっと違いました。下の画像の右端の奴のようにカラフルだったのです。実物の画像を撮っていないのが残念ですが、よくある飾りのトウモロコシですね。
実物は15cmくらいまでしか育たず失敗だと思っていたら、後日スープに入って出てきました!
えっ!?これって飾りじゃなくて食べられるの?
なんでも、ヤンメイ妻が子供の頃に中国でポピュラーだったのはこっちのトウモロコシで、むしろ日本で一般的なタイプは高くてマイナーなものだったのだとか。
いざ食べてみると…
豆だな、こりゃ。
いや、あの黄色いトウモロコシの甘さは全然なくて、レンズ豆とか食べてる感じです。不味くはないけど、トウモロコシと思って食べると見慣れた黄色い奴とのギャップが凄いです。
でも、なんか納得。タコスとかトルティーヤを食べる度に、どうにもトウモロコシ感がないなぁ、と思っていたのですが。これを粉にしたと考えるとすんなりタコスも繋がります。これだったのかっ!!
カラフルとうもろこし
そもそも、こんなトウモロコシを妻はどこで入手したのか?
メルカリでした。恐るべしメルカリ。食べ物なんでもあるな。なんか見慣れた懐かしいトウモロコシを見て、つい我が家で栽培したくなったようです。
もちろん、中国原産という訳ではなく、広く世界で食べられているフリントコーン(硬粒種)という種類のトウモロコシで、いわゆる日本でお馴染みなスイートコーンとは別物です。
初めて食べましたけど、確かになんか主食感がありましたよ。これと比べるとスイートコーンはおやつ感覚ですね。いや、実際、夏のおやつとしてスイートコーンを食べて育ったのですが。
でも、美味い不味いは置いておいて、来年はしっかり成長させて一本まるまるフリントコーンを食べてみたいな、と思っています。ヤンメイ妻次第ですが。
ともあれ、そんな自宅の家庭菜園でトウモロコシを作ろうとして失敗したよ。中国で一般的なとうもろこしと日本人が考えるとうもろこしは違うよ、というお話でした。いや〜、国際結婚の食べ物ギャップは何年経っても出てきて驚きます。